原発性腋窩多汗症(わき汗)
原発性腋窩多汗症とはどんな病気?
汗の量が多くなる原因となる病気や障害がないのにもかかわらず、多量のわき汗に悩まされる疾患です。
原発性腋窩多汗症の診断基準
シャツに汗染みができるなど、日常生活に支障をきたすほど多量のわきの汗が、明らかな原因がないまま6ヵ月以上認められ、以下の6つの症状のうち2項目以上あてはまる場合を「原発性腋窩多汗症」と診断しています。
〇最初に症状がでるのが25歳以下であること
〇左右両方で同じように発汗がみられること
〇睡眠中は発汗が止まっていること
〇1週間に1回以上多汗の症状がでること
〇家族にも同じ疾患の患者さんがいること
〇わき汗によって日常生活に支障をきたすこと
エクロックゲルとは…
日本初の保険適用の原発性腋窩多汗症用の塗り薬です。
汗を出す指令をブロックする働きがあります。
どのように使いますか?
1日1回、両わき全体に塗布します。
わきの水気をタオルなどでふき取ってから
使用してください。
※妊婦、授乳婦、小児(12歳未満)の使用は慎重な判断となります。
※新薬の処方日数制限のため、2021年12月までは1回の受診で1本(14日分)を処方致します。